Notices 〜3〜

次の日の朝、僕は目覚ましが鳴っても起き上がれなかった。体中が痛い。特に・・・アソコは悲鳴をあげている。
休もうと思い、会社に電話をしたが、運悪く主任が出た。

「おはようございます。」
「おはよう。どうした?」
「ちょっと具合が悪くて・・・本日お休みをいただきたいのですが・・・」
「は?ふざけるな。休み明けに会社を休むとはいい度胸しているな。自己管理の問題だろう?」
「えっ・・でも・・」
「言い訳するな。這ってでも今から来いよ。」

ヒドイ・・・誰のせいで具合が悪いと思ってるんだ。体の節々は痛いし、アソコなんて歩くだけでも響くのに。
きっと腫上り、切れているに違いない。どうしよう・・・薬なんてないし。

僕は見てみることにした。今まで一度もみたことのない場所。自分の体だというのに、一昨日まではその存在すら意識したことのない場所。でも今は、体の中で一番熱く、ドクンドクンと脈打っている場所。
Tシャツは着たまま下着だけ脱いで、鏡を床に置いた。鏡の横に立つと、鏡は僕の陰茎を下から見上げる。陰茎も袋も、だらしなく垂れ下がっている。意を決して、僕は鏡に跨り、しゃがんだ。

少し腫れ赤くなった蕾が鏡に近づく。
僕のここはこんな風になっていたんだ。周りに少し毛の生えたそこは、意外に小さかった。
昨日はここに主任のあの大きいものが入ったんだ。直径5〜6cmはありそうな、あの硬く強い主任のモノが。
あの熱く太いものがここを行き来したんだ。ここから中に主任のモノが・・・この小さな蕾は、あの肉棒を迎え入れるために大きく広がったんだ。今は固く閉じているけど、昨日は主任を受け入れるために・・・

そっと手を伸ばし触ってみる。熱い・・・脈打っているかどうかは外からではわからないが、内側からは確かに脈打っているのがわかる。いや、ズキズキ痛むといった方が適切だろう。

ふと見ると、皮を被ったまま半勃ちのそれがあった。昨日あんなにしたのに!僕の陰茎はまだ求めているのか?
片手で蕾をそっとさすり続けながら、もう一方の手で陰茎を包み込んだ。

「あぁ・・」

自然と声が漏れる。まだ大きな刺激ではないのに。
僕は、自分でするときにも声をあげるほうではない。ものすごく感じたときでも、声は押し殺し、息を荒くする程度だ。
でも今は違った。たった一晩で、ほんの少しの刺激にも声を漏らすようになっていた。自分の声が、更に自分を興奮させる。

皮の部分を持ったまま、亀頭付近をゆっくりと擦る。皮の中で亀頭が踊る。きっと先走りが溢れ始めているだろう。ヌルヌルした感触が指から伝わる。
先端を絞るようにキュッと掴むと、透明な液が少し出てきた。それを左手の指で掬い取り、蕾へ擦り付ける。
2〜3度繰り返し、蕾に指をあて、少し力を入れてみる。

「痛っ」

だめだ。まだ痛い。
陰茎から皮を下げ、亀頭をむき出しにする。独特のにおいが鼻に上がってくる。主任のアレの匂いとも似ている。
先端部分を指先で捏ね回し、陰茎全体も扱く。徐々に透明な液が溢れ出す。掬っては蕾に塗り、塗っては指先を埋め・・・何度か繰返していくうちに、指1本を飲み込んだ。蕾の表面は触ると少し痛いけど、中は熱く、どこに触れても大きな快感が襲ってくる。

鏡には、自分の指を飲み込んだいやらしい蕾と、今は完全に屹立した陰茎を扱く姿が映っている。その間で、袋が前後左右に揺れている。ピタピタと尻や太ももを打ち、自分も触ってくれと主張しているようだ。
袋と陰茎を持ち上げ、力を入れたり抜いたりしながら刺激を楽しむ。更に、蕾に入っている指を寄せ、もう一本指を滑り込ませた。蕾は簡単に2本の指を飲み込んだ。

鏡に映る蕾は、先ほどの小さなそれとは違い、より強い刺激を求めて伸縮する。中で指を動かすと、入り口付近に鈍い痛みが走った。しかし、一方の手に包まれた陰茎の快感によってすぐに打ち消される。陰茎を強く刺激ながら、蕾の中ではヒダを確認するように指が動く。
蕾の中のゆっくりした動きとは、全く違った激しい動きをする陰茎を握る手。あふれ出た先走りが、動きに合わせてポタポタと鏡の上に滴る。僕の小さなそれは、全体を先走りで光らせていた。

「あぁっ・・・はぁっ・・・イクッ・・イクーーッ」

自分の股間を映した鏡を見ながら、僕は射精した・・・・と思う。よくわからない。そのままあたりが暗くなっていったから。


・・・・・なんか・・・主任の声が聞こえる・・・・気のせいかなぁ・・・・


「見に来て正解でしたよ。熱が出て動けなかったようですね。様子を見て、何か食べさせてから直帰します。でも、そんなに高熱じゃなさそうだし、明日は出社できそうですよ。はい。では、失礼します。」

「ふぅーまいったな・・・・」

誰かそばにいるみたいだ。主任だといいな・・・・・



・・・・・重い・・・・暑苦しい・・・・・
重たい瞼を開くと、あたりは真っ暗だった。ん?誰かが・・・・・僕の上にいる!

「誰っ?」

何もいわない。でもわかった。

「主任・・・ですか?」

それでも何もいわない。が、僕を抱きしめている。真っ暗で何も見えないが、なにをしているのかはわかる。僕はベッドの上に寝ているが、両足が開かれていて、主任が覆いかぶさっている。布団はかかっていない。主任の腕は、僕のわきの下を通って肩を包み込んでいる。そして、密着した二人の股間。主任のモノがあたらないところをみると、どうやらそれは僕の中にあるのだろう。意識をそこに集中すると、確かに僕の中に主任がいる。圧迫感がある。だが、僕は驚かなかった。
いつの間に入れたんだろう?特に痛みはないし。それどころか、まだ微動だにしないそこには、少しずつジワジワとした快感が生まれていた。

「主任・・・・・」

両腕を主任の背中に回し、少し腰を浮かしてそこを押し付けた。

「おまえ・・・・」
「主任・・・思い切り抱いてください。僕、やはり男の人にしか興味がない。しかも、そこに入れてグチャグチャにされたいんです。・・・・・主任ので・・・思い切り感じさせてください。主任が欲しいんです。」

僕は主任の唇を求めた。主任は軽くキスを返した。深いキスじゃない。どうしたんだろう?

「おまえ、会社サボって、オナってたのか?鏡で自分のケツ見ながらオナッてたのかよ?」
「・・・そんなっ・・・その・・腫れてるんじゃないかと思って・・・ちょっと見ただけで・・・そういえば、鏡は?」
「いつまでたっても会社に来ないから見に来てやれば、下半身丸出しで気を失ってた。
  鏡が落ちてて、周りには・・・精液が撒き散らしてあった。おまえなに考えてるんだ?」
「・・・・あの・・・スミマセンっ・・」

主任はいきなり動き出した。蕾の中の主任のそれは、昨日と違ってやけにすべりが良い。ツルツルすべるような感覚さえある。たちまち快感が走った。オイルかローションか何かを塗っているようだ。

「はぁっ!あっあんっ・・・はっ・・・・」
「借り上げマンションとはいえ壁は薄いんだろ?」

主任は片手で僕の口をふさいだ。
そうだった。周りはすべて会社の人間だ。寮とは言え借り上げマンションで、それぞれの部屋には出入りが多い。、女だって連れ込み放題で、隣の部屋からは女のあえぎ声が聞こえることもある。だが、男の声はまずい。しかも部屋の住人の声は。
声が漏れないように、口の上に置かれた主任の手に自分の手を重ねたが、途切れない快感に声が大きくなるばかりだった。

「気持ちいいー!もっと!もっと激しくしてぇ!もっときつく・・・強く打って!」

口を塞がれ、声にならない声をあげる。まるレイプされているような錯覚に陥る。
のけぞる背中。僕より大き主任の体を持ち上げる。

ふと主任の動きが止まる。なぜ?もっと動いてほしいのに。僕は自分で腰を動かし主任に訴えた。

「おまえ、すっかりホモだな。」
「・・・・」
「俺が開発してやる必要もなかったみたいだよな。一人でケツに手を入れてオナりやがって。
  一晩でそこまで変わる奴も珍しいよ。」

そんな・・・だって・・・だって・・・・

「寝込みを襲ってみても驚きもしない。俺、ちょっと抵抗するのをムリヤリってのが好みなんだよね。
  『主任が欲しい』とか言われてもな。つきあう気もないし。」

ヒドイ・・・・・

「今日は気が済むまで抱いてやるよ。でもこれで最後な。あとは他あたってくれよ。」

そういうと、主任はまた激しく動き出した。口を押さえられたままの僕は何も言い訳ができない。
どういうことなんだろう?昨日は優しいと感じた。でもそれは抱くための手段だったのか?でも、僕はもう主任なしでは・・・
そんな思いとは裏腹に、僕の陰茎は絶頂を迎えた。昨日から何度も精液を吐き出しているため、もうそんなにはでない。薄くサラッとしていただろう。でも気を失いそうなほどのあまりの気持ちが良さに、大声を上げそうになり、口をふさいでいる主任の指を噛んだ。

「痛ってー。なんだよ。トコロテンするほど良かったのか?触ってもいないのに出しやがって。」

そのまま僕の向きを変え、うつぶせにすると、腰だけあげさせ、今度は後ろから激しく突く。自由になった口からは、あえぎ声しか出てこない。

「アッ・・アッ・・しゅ・・・しゅに・・・・ハァッ・・あぁ・・・ど・・して・・・」

何もいわずただただ突き上げる主任。僕の陰茎には触りもしない。僕の腰を押さえつけ、そこに腰をぶつけるだけだ。しばらくすると一際奥に突き上げ「ウッ」と小さく声を漏らた。何度も何度も僕の中で痙攣し、その後動きが止まった。

「はぁっ・・はぁっ・・・」

互いに肩で息をする。
これで少し話をすることができるかと思ったがそうではなかった。またすぐに主任は腰を動かし始めた。完璧に復活していないそこを押さえながら、僕の中へ出し入れする。突き上げた腰の中心にある蕾からは、主任が吐き出した精液が掻き出され、太ももを伝い、ベッドについた膝へ流れ落ちる。
僕の陰茎は、激しい主任の動きに振り回され、先走りなのか精液なのか、もうわからなくなったそれを、自分の胸や顔やあちこちに振りまいている

「しゅ・・に・・・もう・・も・・やめ・・・て・・」

僕の顔は、飛び散った精液と汗、そして涙でグチャグチャだった。
主任のそれが徐々に硬さを取り戻し、またもとの自信に溢れた主任の象徴へと変わる。
硬くなったのを手で確かめると、今度は後ろから入れたまま互いに横になり、僕の右足だけ持ち上げ背後から突く形になった。バックからやられるよりも奥まで入っていく。勢いよく、肉がぶつかり合う音がするほど僕を攻め上げる。

「やめてとか言いながら、乳首勃ってるぞ」

主任は僕の右手を僕の乳首へ持っていった。本当だコリコリしている。僕の人差し指を乳首に乗せ、上から指を重ねて円を描いた。

「はぁっんっ」

また少し、陰茎から精液が漏れる。いや、もう何も出ていないかもしれない。出るのはあえぎ声と涎だけだ。
主任は僕の右足を持ったまま自分だけ上半身を起こし、クロスする形で突き上げた。更に奥まで届く主任の先端。もう何百回と僕の中を行き来したであろうそれ。僕は乳首を弄っていた手を股間に持っていった。両手で陰茎を包み込み、人差し指と中指の間からそれを出し入れした。

「ホント、エロイよな。気持ちよけりゃ何でもいいのかよ。」

もう主任の声も耳に入らない。僕は自ら腰を振り、両手を動かした。何も考えられず、ただ快感を求めて手を動かす。

「あぁっあぁっあぁーーーー!!」

もう何度目かわからない。精液を吐き出そうと痙攣する陰茎。すべて吐き出したと思うのに、蕾に入ったままの主任を感じると、腰の動きは止まらない。 主任はまた僕の向きを変え、正常位に戻しすと僕の両足を肩に担ぎ、激しく腰を動かした。

「も・・・こわ・・・れ・・・」

意識が朦朧としてきた。僕の中の主任が更に硬く熱くなり弾けたのを感じた。僕の中が熱い液で満たされた。
もう主任とは終わってしまうのだろうか。主任の気持ちを確かめたいと頭の片隅で気にかけながらも、もうどうでもいいような。もっと快楽を求めていたいような。そんなことを考えながらも、次第に意識が遠のいた。

僕はそのまま寝入ってしまい、主任が出て行ったのにも気づかなかった。

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