Gift 〜3〜

部屋に入るなり、僕はその場に崩れ落ちた。

あのあと、コントローラーを手にした青山さんは、何も言わずにスイッチを強にした。体の中心から全身に強い刺激が伝わり、達したばかりの僕の陰茎はすぐに硬さを取り戻した。さっきより強い振動が全身を振るわせる。ホテルまでほんの5分程度だったかと思うが、恥ずかしいことにもう一度放出してしまったのだ。駐車場についた時点で、スイッチは弱に戻された。しかし、すでに2回射精したにもかかわらず、僕の股間は未だ熱く熱を持ち、淫らな液を漏らしている。ホテルの駐車場からこの部屋まで、彼に支えられて何とか歩いてこれたたけど、さすがにもう限界だった。

すると、彼は肩で息をする僕を抱き上げ、女の子を抱くように、いわゆるお姫様抱っこをされてしまった。恥ずかしい。いつもなら大暴れするところだが、今はとてもそんな力はなかった。

そのままベッドの上にそっとおろされた。仰向けに寝転がったまま目を瞑る。静かな部屋の中で、耳を澄ますとモーター音が聞こえる。僕の体の中からだ。そんなことを考えると、またもや陰茎が熱くなる。

「水、飲むか?」

彼が冷蔵庫からミネラルウォーターを持ってきてくれた。声は出せず、ただうなずく。ペットボトルのキャップを開ける音が聞こえたので起き上がろうとすると、「そのままでいいよ」と、僕の隣に座った。目を開くと、目の前に彼の顔があった。いきなりキスをされたかと思ったが、少しずつ水が彼の唇から移される。僕は唇を軽く開き受け入れた。唇を離し、水を口に含むと、また僕の唇へ移す。数回繰り返され、僕も少し落ちついてきた。

「大丈夫か?」
「うん・・・なんとか。」
「風呂入るか?」
「うん・・・でも、その前に・・」
「なに?一回やる?」

「ばかっ!違うよ!アレ・・抜いてよ!」
「ああ、アレか。」

まだ中で動いてるんだぞ!忘れるなよ。それに・・・早く脱ぎたいんだよ下着を。だんだん冷えてきたし・・・自分で動けたら汚れた下着を見せるなんて絶対いやだけど、今は本当に力が入らないからしょうがない。

彼はシャツのボタンを外し、丁寧に僕の腕を抜きシャツを脱がせた。そして、Tシャツをたくし上げ、脱がす。いつもと違ってやたらゆっくりだ。早く下もぬがして。自分でGパンのホックをはずそうとすると、彼は僕の手をはらいのけ、ホックを外し、ファスナに手をかけた。

「ゆうき・・・Gパンにシミができてるぞ。3cmぐらいだけど。」
「・・・わかってるよ。いいから!早く脱がして。」

おそらくシミになっているあたりだろう。ちょうどその下に亀頭があり、それを指先で円を描くようになぞっている。まだ中ではローターが唸っているのだ。軽くとはいえ、そんなところを触られたら・・・。

ファスナをおろし、Gパンを膝まで下げる。下着の濡れた部分が外気にあたり、一瞬ヒヤッとする。僕の中からはモーター音がさっきより大きく聞こえる。

「あーあ さっきおろしたばかりのパンツが。ビチョビチョでネトネトになってる。」
「だって・・・だってそれは・・・」
「すごいね、さすが3日ぶんだよ。みてみろよ。精液で前全部色変わってるぜ。」

見たくもない。見なくたってわかってるさ。とりあえず、ローターだけでもとめようと、コントローラーを探したが手の届くところにはなかった。

彼は黙ったままベッドからおり、僕の足の間に入ると、膝にとまっていたGパンを脱がし、靴下を脱がし、そして、今では前と後ろでは色の違うであろうボクサーブリーフに手をかけた。ゆっくりと下げはじめる。徐々に空気に触れ、肌がヒヤリとする。太股辺りまで下げると、更にモーター音が大きく聞こえる。そのまま足元まで下げ、脱がされ、僕は全裸になった。

自分自身の吐き出したものでベタベタになった下半身からは、いやらしい匂いが漂ってくるように感じる。その中心には、外気に触れてもなお熱く屹立したものが体中の血液を集めている。

「じゃあ、ローター抜くから、もっと足開いて。」

僕は力なく足を開き、膝をたてた。彼が蕾近くのコードを引っ張る。中から外に向かって動いているのはなんとなくわかるが、出てくる気配はない。

「ねえ・・・スイッチ止めたほうがいいんじゃないの?」
「なんで?」
「コード引っ張って切れたら取れなくなっちゃうよ。」
「そんなの、止めたって切れたらとれないだろうが。」
「そうだけど・・・(何かが違う気がする)」

彼は蕾に指を入れようとする。が、なかなか入らない。

「力ぬいて。コード切れたら困るんだろ?」

僕は、はぁ〜と息を吐いた。そのタイミングを見計らい、彼の指が僕の中に入る。クチュクチュと音をたて、孔を押し開く。もう一本の指を挿入し、更に孔を開く。コードを少しずつ引っ張り、徐々にローターが出口に近づいてくる。それに伴い、振動も強く感じる。彼の手の中にあるコントローラーから「カチッ」と音がした。全身反り返り、震える。

「ふぅっ・・はぁ・・とめてぇ・・・もうっ・・また・・あぁぁんん・・」
「もう少しだから。力抜けよ。」

孔を広げながら、コードを引く。だんだん、だんだん、降りてきて、今ではローターが出口付近にあるのがわかる。モーター音が室内に響く。直腸でローターが暴れる。でも、それ以上降りてこない。

「なんでっ・・はやく・・・あんん・・・ぬいて・・よぉっ・・・おねが・・い」
「自分でさ、力入れて出してみろよ。」
「えっ!・・いやぁ・・も・・そんな・・むりぃ・・」
「大丈夫だって。できるよ。」
「やだっ・・・ぬいてぇ・・はぁっ・・・」
「そういえばおまえさ、自分で剃らなかったの?ここ。」
「え?あ・・だって・・・じぶんで・・なんて・・・はぁっ・・・もと・・・もどすの・・はぁぁっ・・」
「だめだよ。いつも剃っておかないと。チクチクしただろ?後で剃ろう。」
「やだ・・あぁっ・・も・・・だめぇぇ・・あぁ・・あーーーーっ・・」

僕の孔から床にローターが落ち、ローターは床の上でゴゴゴゴと、まだ音を立てている。僕の陰茎からは顎まで精液が飛んできた。肩にも、胸にも。そのまま意識が遠のいた。

 

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