Passion 〜2〜

あれからなんとなく気まずくなり、僕から青山さんに連絡を取っていなかった。
2週間も経つのに彼からメールすらない。あんなことになって、やはりきらわれてしまったのだろうか。
彼は僕みたいな子供じゃつまらないのかもしれない。なぜあの時泣いてしまったりしたのだろう。もう見放されてしまったのだろうか。不安と諦めと後悔で苦しくなる。

僕の方は好きな気持ちに変わりはない。この気持ちは捨てられない。でも、電話をする勇気がない。
悩んだ挙句、メールを入れることにした。月曜の夜11時過ぎだ。きっと部屋にいるだろう。

『今どこにいる?会いたいな。』

送信ボタンを押すまでに5分はかかっただろうか。部屋にいてくれますように。

すぐに返事が来た。

「出張で博多に来ている。土曜に帰る。夜部屋においで。」

良かった。怒ってなかったんだ。土曜日が待ち遠しい。今度こそ彼とちゃんと結ばれよう。
でも・・・ちょっと待てよ。このままじゃこの前と同じ結果になるかもしれない。そんなのはいやだ。今夜から特訓だ!

家族が寝静まったのを確認して、念のために部屋に鍵をかけた。

ベッドの上に仰向けになり、まずは普通にペニスを握った。目を瞑って青山さんに握られているところを想像しながら、ゆっくりと扱く。

ああ、早く青山さんに触ってほしい。あの大きな手で扱かれたい。次第に早くなる僕の手のうごき。
いつしか先走りが溢れていた。それをとって、アナルに塗る。何度か繰り返してから、中指をそっと入れてみた。キツイ。でも、がんばらなくちゃ。あんな思いをするのはもう嫌だ。

アナルに入れた中指をゆっくり動かしてみた。思ったよりは痛くない。さらに指を奥まで入れると、根元まで入った。もう1本・・・は無理か。
しかたなく中指を更に押し込んでかき回した。右手でペニスを扱く。アナルを中心に背中から快感が昇ってくる。自然と声が漏れ、息も荒くなる。

ペニスの先からあふれ出す先走りで、すでに右手はベトベトだ。先が光ってクチュクチュといやらしい音を立てる。その光った先を指の腹でなでながら、ときどき尿道口を刺激する。ペニスを扱く音とアナルから漏れる音・・・
その音でもっと興奮して息が荒くなる。ペニスから溢れる先走りが糸を引いてシーツに滴り落ちる。

もっとグチャグチャにされたい。もっとかき回して・・・アナルの中が次第に熱くなる。だめだ。声が漏れる。僕はベッドに倒れこみ、枕に顔を突っ伏した。

「ああっああっ・・・だめっ・・ああっ!いっちゃう!イクッ!」

勢いよく飛び出た僕の精液は、右手からあふれ出すほど大量だった。

・・・まだだ。

肩で息をしながら、たった今僕の中から放出したばかりのまだ暖かい精液をアナルに塗りたくった。青山さんのだと思いながらアナルの中にも入れる。今度は中指が簡単に入ったからすぐに人差し指も入れてみると、精液の効果もありつるんと楽に入った。そして動かす。
しばらくすると、またあの不思議な快感を感じた。今度はアナルを広げるためなのだからすぐにはイカない。薬指も入れようとするが、さすがに入らない。

ああ、気持ちがいい。すぐに僕のペニスはむくむくと大きくなってきた。どうしても右手がペニスを握ってしまう。またうつぶせになり、今度はそのまま腰を上げた。
自分の指ではないみたいだ。ああ、もうどうにでもなれ。自然と右手の動きが早くなる。ペニスも先走りでヌルヌル。アナルも精液とアナルから分泌される粘液でグチャグチャだ。ペニスを扱きながら、指で尿道口も刺激する。

中指がひときわ敏感な場所を探り当てた。うわっ。なんだろう?全身にしびれるような感覚に襲われる。グチュグチュ、ビチャビチャ。ペニスとアナルから漏れる音が部屋中に響き渡る。

だめだ。またイっちゃう!!

その瞬間、2度目とは思えないほど大量の精液が放出され、それは次第にシーツに染み込んでいった。

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