Passion 〜2〜 |
あれからなんとなく気まずくなり、僕から青山さんに連絡を取っていなかった。 僕の方は好きな気持ちに変わりはない。この気持ちは捨てられない。でも、電話をする勇気がない。 すぐに返事が来た。 「出張で博多に来ている。土曜に帰る。夜部屋においで。」 良かった。怒ってなかったんだ。土曜日が待ち遠しい。今度こそ彼とちゃんと結ばれよう。 家族が寝静まったのを確認して、念のために部屋に鍵をかけた。 ベッドの上に仰向けになり、まずは普通にペニスを握った。目を瞑って青山さんに握られているところを想像しながら、ゆっくりと扱く。 ああ、早く青山さんに触ってほしい。あの大きな手で扱かれたい。次第に早くなる僕の手のうごき。 アナルに入れた中指をゆっくり動かしてみた。思ったよりは痛くない。さらに指を奥まで入れると、根元まで入った。もう1本・・・は無理か。 ペニスの先からあふれ出す先走りで、すでに右手はベトベトだ。先が光ってクチュクチュといやらしい音を立てる。その光った先を指の腹でなでながら、ときどき尿道口を刺激する。ペニスを扱く音とアナルから漏れる音・・・ もっとグチャグチャにされたい。もっとかき回して・・・アナルの中が次第に熱くなる。だめだ。声が漏れる。僕はベッドに倒れこみ、枕に顔を突っ伏した。 「ああっああっ・・・だめっ・・ああっ!いっちゃう!イクッ!」 勢いよく飛び出た僕の精液は、右手からあふれ出すほど大量だった。 ・・・まだだ。肩で息をしながら、たった今僕の中から放出したばかりのまだ暖かい精液をアナルに塗りたくった。青山さんのだと思いながらアナルの中にも入れる。今度は中指が簡単に入ったからすぐに人差し指も入れてみると、精液の効果もありつるんと楽に入った。そして動かす。 ああ、気持ちがいい。すぐに僕のペニスはむくむくと大きくなってきた。どうしても右手がペニスを握ってしまう。またうつぶせになり、今度はそのまま腰を上げた。 中指がひときわ敏感な場所を探り当てた。うわっ。なんだろう?全身にしびれるような感覚に襲われる。グチュグチュ、ビチャビチャ。ペニスとアナルから漏れる音が部屋中に響き渡る。 だめだ。またイっちゃう!! |
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